2010年10月アーカイブ

埼玉の女

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ブランド総合研究所というところで、郷土愛」をテーマに、愛着度と自慢度(誇り)の高さについて
アンケート調査を行ったという記事。
http://www.tiiki.jp/corp_new/pressrelease/2010/20101021.html


あーあ、見なくてもわかる、こういうの。
どーせ、私の出身県が最下位に決まってる。
と思いつつ、一応チェック。
・・・・・やっぱり。
しかも「愛着度」「自慢度」きっちり耳をそろえて。


私は今は住民票を東京においてはいますが、20代半ばまではずっと埼玉に住んでいました。
今もたまには実家にも帰りますので埼玉にもそれなりの愛着もあります。
しかし自慢となると・・・・。
長瀞、荒川、草加せんべい・・・・^^;

 

よく知り合ったばかりの人から「出身はどちら?」なんて聞かれたりしますよね。
この質問イヤなんですよねえ。
こんな時に「北海道です」とか「京都どすえ」なあんて答えようものなら、相手はきっと目を輝かせて
「ホントですか~、いいなあ」とか
「あ、以前言ったことがあります~、いいとこですよねえ」
なんて返してくれるに違いありません。


ところが、そんなときにうっかり「埼玉です」なんて言ってしまった時の状況、想像できます?
「あ~あ、そうですか・・・。」
それだけ。
相手の、聞かなきゃよかったというばつの悪そうな表情。
そして二人の間に流れる沈黙の時・・・。
今まで何度も経験してきました、そういうの。

 


くしくも、肉漢の女子メンバーの住まわれているところ
mokoさんの北海道、kaeさんの京都、apiさんの高知、chikaさんの長野、そろいもそろって上位にランキング。
mameちゃんの宮城だってかなりの好位置キープ。
単なる偶然・・・だよね。


ちなみに私が東京以外に住んでみたいところ、これまた偶然、長野と高知です。

 



 

時期によって、積極的にやりたくなる部位って変わってきますよね。
今は背中がすごくのってる、とか、スクワットの重量がガンガン伸びてて次のトレが待ちどおしい、とか・・・。


私のそれは今は胸ですかね。
あ、相変わらず重量は大したことないのですが・・・^^;


うまく重量を胸にのせることができるようになってきました。
やっとです。
今日は特に大胸筋の起始・停止を意識してやってみました。
大胸筋の中でも上部は起始が他とは違うので特にわかりやすいです(あれ、これはmameちゃんが言ってたんだっけかな)
インクラインダンベルベンチのときには肘を今までよりも上にあげるような感じで。

なあんて、わかってるようなわかってないようなことを言ってみたりして、わかったような気になっています・・・。

 


まったく関係ないのですが、朝行ってるジム、いわゆる大手フィットネスクラブというところなのですが、
そこのHP「ずらっと並んだカーディオマシン」や「広くて清潔なロッカールーム」のことばっかりアピールしてて、
フリーウエイトエリアのことなんてこれっぽっちも書いてくれてませんでした。
が、しかし最近とうとうフリーウエイトエリアの画像がアップされるようになりました。
すごくきれいに写っているので、一応ブログにも。
毎朝、こんなところでトレーニングしてます。

ジムエリア.jpg

 


 


私のボディビル好きは周知のとおりである。
はじめて大会を観戦したときから、なぜかとっぷり浸かってしまって。
しかし、まさかこんなにはまってしまうとは自分でも想像もしていなかったこと。

 

ただ、今思うとそれは突然どこからか降ってわいてきたという話でもないような・・・。

 

それを思い起こさせてくれたのがこのニュース。
「体操内村、世界選手権日本人初2連覇達成!!」


そうだった!
私はずっと昔から男子の体操競技を見るのがとても好きだったのだ。
オリンピックで一番楽しみにしている競技は?と聞かれれば、躊躇なく「男子体操」と答えていた。
なぜか女子ではなく男子に限定である。


やはりポイントはあの筋肉。
逆三角形に広がった背中や大きく盛り上がった肩から上腕にかけての筋肉を、この私が見逃すはずはない。


とはいえいくら体操選手が筋肉質と言っても、もっと筋量の多い選手がいるスポーツは数多く存在する。
アメフト?ラグビー?柔道?ウエイトリフティング?陸上の投擲種目?ほかにもいろいろ・・・・。
しかし美しさという点においては、どの競技も男子体操にはかなわない、というのが私の持論。
競技自体の技の難易度についてなどの細かいことはよくわからないのだけれども、ただただ純粋に
あの体は美しいなあというのは、本当にずいぶん前から思っていたところ。

 

ボディビルダーと体操選手。
実際にはサイズを見れば、まったく比較にもならないということは承知してはいるのだけれども、なにか共通するものを
私の本能が感じ取ってしまっているようである。


え、単に男の裸が好きなだけなんじゃないのかって?

えっと・・・あの・・・ハイ、その件に関しましては否定するつもりはミジンもございません・・・^^;

 

しかし、体操選手のあの体型、さぞかしハードにウエイトトレーニングも取り入れているのだろうと思いきや、
ほとんどは競技練習の繰り返しによって作られたものだということ。
つまり、自重でのトレーニング。
確かに体操競技って、プッシュアップやディップスそれにチンニングの要素がとても大きい。
しかし、今回優勝した内村選手の体重を調べてみると・・・調べてみると・・・えっ!たったの54kg!!
(54kgの人間を筋肉質とは言わない、というツッコミはここでは受け付けておりません)
体重の軽い人の自重トレは筋肥大にはつながらないとはよく言われること。
体操の競技練習を自重トレとしてしまうのにはちょっと無理があったか・・・。

ふつうの54kgの人がふつうに自重トレをしてあの体になるのは決してあり得ないこと。
やっぱりおそるべし、「男子体操」

 

さあ、それでは皆さん、今夜はたっぷりと泣いていただきましょう。

http://www.youtube.com/watch?v=HimXEf7NGyo&feature=player_embedded

 

 

 

 

 

こんな本を買ってみました。


骨格筋ハンドブック.jpg 

ハンドブックっていう割には大きかった。
買っただけで安心、なんてことのないよう・・・。

 

 

鈴木雅のアジア選手権、どうやら予選落ちしたらしい。
残念!!

 

 

10月16日(土)
今日のトレーニング(肩と上腕三頭筋・上腕二頭筋)


最近週末のトレーニングはなにかとイベント性を持たせないと乗りきれなくなっているcalorienaです。
ということで今日は、先週のmameちゃんに続いて久しぶりにOneHさんとトレーニングです。


    ・シーテッドダンベルショルダープレス
        12kg×3セット
       ここのところショルダープレスがあがらなくていつも10kgに甘んじていたのですが、
       OneHさんの40kgに触発されてやっと12kg・・・でも重い。
       OneHさんのガッツリ高重量トレは珍しいような。


    ・ケーブルフロントレイズ
    ・ケーブルサイドレイズ
    ・ダンベルサイドレイズ
       実は先週のmameちゃんとのトレーニングでも肩のレイズ種目で厳しいチェックが入ってしまったのですが、
       今日もここでつまづきました。
       特にケーブルでのサイドレイズはグリップで引いてしまっていると。
       結局最後までできなかったです。


    ・トライセプスプッシュダウン
       グリップを今まで身体に近づける方向に(やや後方に)押していたのですが、真下に押すのも試してみたり。
       あと今まで収縮があまかったのに気が付きました。 


    ・トライセプスマシン
        このジムに通うようになって1年10ヶ月。
        腕のマシンが置いてある辺りには一度も足を踏み入れたことがありませんでした。
        うん、でもなかなか良いですね。 
        いつもと一味違う刺激です。
        あれ、でもこのやり方、マシンの説明に書いてあるのとは座り方が逆ですが・・・。
        さらにこのマシンで胸に効かせる方法も教えてもらいました。
        でもこんなうつぶせになっちゃって・・・誰もこんな使い方してませんが^^;
        こういうところはまさにOneHさんの真骨頂です。


    ・ケーブルカール
    ・ケーブルハンマーカール
        少し前傾気味だったのをむしろ後傾させて
        気が付かないうちに肘も動いていたようなので意識を集中させて。


    ・プリーチャーカールマシン
        パッドにしっかり重心を乗せて肘が浮かないように。
            
        
        
と、トレーニングはここまで。
最後に先週できるようになったばかりの私のラットスプレッドをお披露目(^^)
背中はなかなか良い感じに広げられているとおほめのお言葉。
ただ胸がうまく張れていないと言いながら、OneHさん自ら見本のポージング。
上半身にしっかり厚みのあるOneHさんのラットスプレッドは決まってますね。
大会出場をすすめてはみるのですが、これは即座に却下。

 


どこかで書こうと思っていたのですが、大会に出る予定もない私がポージングに興味を持つようになったのには理由があります。


以前OneHさんとこんな会話をしたことがあります。

   「OneHさんはよく正しいフォームの大切さを書かれていますが、OneHさん自身はどうやって
    正しいフォームを習得されたのですか?」

   「ビクターマルチネスなんかの海外のビルダーのトレーニング動画を見て覚えたのだ。」

   「でも、それで正しいフォームは理解できたとしても実際に自分がそれと同じフォームでできてるかどうかは
    わからないじゃないですか。」

   「いや、自分は天才だからそれができるのだ。」・・・・じゃなかった
   「自分はポージングができるから、動画を見ればその人がどういう風に筋肉を使っているかがわかるのだ。
    だからその動きをそのまま真似することができるのだ!」

   「ははぁーーーーm(__)m」

 

こんなのを聞いちゃったらやらないわけにはいかないじゃありませんか、ポージング。
でもどうしてポージングができるようになるとフォームが正しく理解できるのかはうまく理解できていません。
OneHさんに聞いてみても、これはわかっている人にしかわからない話らしく、やっぱり私にはよくわかりません。
できるようになれば私にもわかるようになることなのかしらん?

 

まあ、ちょっと話はずれてしまいましたが、久々のOneHさんとのトレーニング、楽しかったです♪
いつもながら勉強になります。
いろいろなところで意識があまくなってしまっていることに気づかされるところも多くありました。
OneHさん、どうもありがとうございました。
また機会があったらよろしくお願いしま~す(^^)

 


 


いまだ日本選手権の興奮から抜けきらず、かといって自分のトレーニングのテンションはなかなか上がってこないcalorienaです。

 

「教えてgoo」でずっと気になってみていた質問が締め切られていました。


   質問者はひとりの女性トレーニー。
   子供のころから肥満で悩んでいて幾度となくダイエット、リバウンドの繰り返し。
   しかし本質的な体質改善を図ろうと1年半前からマッチョジムでトレーニングを始め、
   今ではそれなりの重量も上げられるようになった。
   腹筋も4つに割れている。
   しかしまわりからは相変わらず「デカイ」とか「デブ」とかと言われてしまう。
   本当にこれが自分の望んでいたことだったのだろうか。

 

簡単に書くとこんなとこなのですが、この質問を初めて読んだときには「不思議な質問だなあ」と思いました。

 

 

    『箸より重いのは持てないし、筋肉なんてつけたくない?女性心理は難しいです。』

    『自転車通学で筋肉ついて脚が太くなったとか聞いて...どんだけ自重?どんだけ坂道?とか思ってます。』

    『私は小さくて細いの~力がないの~と、できることもやろうともしない、できない振りをする...
    そんな女性の方が「女性らしい」んでしょうか。』

と筋トレに否定的な女性を揶揄しながらも、

 

    『周りの本当に筋肉が好きな方々に支えて頂いて、自分は筋肉が好きなんだ!!と言い聞かせて
    ここまで続けてきましたが、脂肪がのっていても明らかに変わってきた体型に驚いて、
    自分のしたかったことがこれだったのかわからなくなりました。』

    『このまま筋肥大で方向性を変えずに体脂肪を落とし引き締めた体...例えばターミネーターの
    サラ・コナーやG・I・ジェーンのオニール大佐(名前を間違えていたらすいません)のような体が
    女性として魅力的と言えるのかどうなのか』

    『女性が1人、マッチョなオッサン達に囲まれて迷惑かけながら自分なりに必死にヘボいウェイトで
    頑張ってても、周りからは怖がられて笑われてどん引かれて痛いだけ?虚しいだけ?』

と、筋トレを続ける自分の姿に疑問を持ち、

 

    『それでも体重があるのは、女性として恥ずかしい・・・』

    『最近は他の女性が何してるか参考にします。なんとなく...バーベル担いじゃいけないんだな、
    とはうっすら感じてます。』   

    『ジムのお風呂場で見かける他の女性は細くてどこか柔らかそうで全体的に可愛らしい印象です。』
 
とやっぱりそんな普通の女性像に憧れる。

 


    『はたして本当に女性らしさは高強度のウェイトトレーニングで作られるのか・・・・?』

 


彼女は、自分と同じようなトレーニングをしている女性の意見を聞きたがっていたようだけど、回答を寄せているのは
ほとんど男性トレーニー。
あ、ひとり心優しい女性トレーニーがいらっしゃいましたね。
もしも私が回答するとしたらなんと書いたかなあ。
「すこし考えすぎなんじゃない?」
気になってたわりにはこんなことしか書けないだろうなあ。


逆に彼女はどんな回答を求めていたのかなあと考えてみたのだけれど・・・・。
何だったんだろうな。

 

 


 

女子トレ

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以前どこかに書いたことあるのですが、ジムで男性二人でトレーニングしているのって、わりとよく見かけますよね。
それから男性と女性二人で仲むつまじくトレーニングっていうシーンもたまに見かけます。
でも女性二人のトレーニング、これってなかなか見ることありませんよね。
でもちょっと憧れてたんです、女性同士のトレーニング。


・・・・て、あいかわらず前振りが長いです。

 


今日はmameちゃんと一緒にトレーニング。
やっと願いが叶いました。
まあ一緒にトレーニングといいながらも、実際には私がずっと教えてもらうばかりだったのですが・・・^^;

 

今日のメインは胸トレ、ダンベルプレス。
まずいつも私がやってるフォームのチェックから。


ん~~~~、どうも肩に入っているらしい。
mameちゃんからもっとああしてこうして、と指導してもらい何セットか。
ただ、「やっぱ肩にいっちゃてるかあ。」と思いつつも、これに関しては私の中ではあまり悲観するところではないと感じました。
というのは、mameちゃんに言われたことは、今まで(特に最近)自分自身でイメージしていた通りのことで、ただそれが形にできていなかったというだけのこと。
今回mameちゃんに見てもらってそれをきちんと形にできるようになったし、自分がイメージしていたことが間違えてなかったということを確認できたと言うのは何よりでした。
これに関してはこれからも自信を持ってトレーニングを進めていくことができそうです。


その後、インクラインダンベルプレスやダンベルフライ(見事撃沈)それに肩を少々・・・。

 


mameちゃんの考え方はこうです。
それぞれの筋肉の起始・停止がきちんとわかっていれば、身体の動かし方はおのずと決まってくる、と。


あれ、これと同じようなこと最近どこかで聞いたなあ・・・。
9月に受けた西本選手のポージングのセミナー。
まったく同じことを西本選手も言われていました。

 

mameちゃん、相当勉強されているなあと、感じました。
最近すっかり重量を捨てて、むしろ身体の動かし方や筋肉の使い方の方に興味がいっている私にとっては、mameちゃんのトレーニングに対する考え方や取り組み方は本当に理想のものです。
途中mameちゃんの言っていることにまったくついていくことができず、mameちゃんを困らせてしまうシーンもたびたび。
私は今までいったい何をやってきたのかと赤面モノです。


本当に今日は筋トレの奥深さを改めて知らされる日となりました。

 

そして最後は、ラットスプレッドを。
今までも自分でちょこちょこと練習はしてはみるものの、まったく広げることができなかった広背筋、
なんとmameちゃんにストレッチをかけてもらってチョイチョイと肩と腕を触ってもらったらあ~ら、不思議!
なんかそれっぽいのができてるかも・・・?
ホントに不思議、自分では背中を広げている意識なんて全くないのに、バッチリ広背筋が広げられています。

mameちゃん曰く、ラットスプレッドはいろんな要素が入っているからこれができるようになると身体をうまく使えるようになるとのこと。
って、これまた前にOneHさんに言われたことのあるセリフ。
わかってる人はみんなわかってるってことなのよねえ・・・。

 


今ごろはまだ高速を北に向けてひた走っているであろうmameちゃん、本当に今日はどうもありがとう!
お疲れさまでした(*^_^*)

 


 


今日、クールダウンでストレッチをやっているときに左足の裏がつってしまいました。
ああ、またか・・・。
実は、昨日もつった、同じとこ。
けっこう長い時間直らず、ジィーっと固まったまま理由を考えてみた。
カリウム不足・・・?でもちゃんと野菜も果物もとってるしなあ。

 

あっ、あれだ!冷房。


今頃冷房?と思われるかもしれないのですが、いまだガンガンにかかっているんですうちの会社。
私は特に寒がりというわけでもないのですが、冷房の冷気にはめっぽう弱いんです。
9月の終わりごろ少し涼しくなって冷房も弱くなっていたので、少し油断していました。
ここ何日かまた暑い日が続き、いつの間にか冷房の温度が、またグッと低く設定されていたんです。

 

今日は仕事中は上は半袖、下はハイソックスにひざ掛けです。
もうやだなあ。

まあ、脚がつった理由がわかったということで一安心です。
理由がわからないまま痛みが続くのはイヤですからね。

 

そういえば、以前そんなことがあったのを思い出しました、理由がわからないのに痛みが続くってこと。

 

スクワットをやると股関節が痛くなる病。
何度かブログにも書いたこともありましたが。
スクワットやるとひざや腰が痛くなるって言うのはたまに聞くことですが、股関節というのはあまり聞きませんよね。
医者に行ってもとくに異常なし。
フォームを変えてやってみたりしてもやっぱりダメ。
そんなこともあり結局スクワットはやったりやらなかったりというのが、結構長く続いていました。

 

が、しかし最近まったくその痛みが出ていないことに気が付きました。
なんとなく理由はわかっています。

 1.アップをしつこくをおこなう。
    私の場合は、メインの重量がとても軽いので、まずバーを担がずに1セット。
    その後にプレートを付けずにバーだけで2セット。
    なんだかもどかしいのですが、これでやっと脚まわりがほぐれてスクワットができる状態になるようです。
 2.トレ後のストレッチを欠かさずに行うこと。
    少し前にトレーニングよって収縮してかたくなってしまっている筋肉を必ずほぐしておくことの大切さを
    説かれてからは欠かさず行うようにしています。

このふたつです。
たったこれだけのことで、あの原因不明の違和感から解放されたのです。
いろいろ悩んだわりに、答えは簡単なところにあったみたいです。

 

あたりまえのことをあたりまえに行う、ハイこれ大事!

 

 

 


圧巻です!


この日の結果に異論を唱える人はひとりもいないでしょう。
鈴木雅初優勝。
日本選手権に挑み続けて6度目にして手にしたこの栄冠。
この6年間、1度も前年よりも順位を落とすことなく頂点までかけ上ってきました。
やはり天才といわざるをえないのでしょう。

 

そんな天才が泣いていました。
何度も何度も指で涙をぬぐいながら優勝杯を受け取るその姿は、天才といわれることとの引き換えに常についてまわるプレッシャーがどれだけのものだったのかを、雄弁に物語っていると思います。

 


この日の大会で印象に残ったシーンをいくつか。

 

まず第一次のピックアップ審査。
選手数が多いため1/3ずつに分けての登場。
最初のグループにはエントリー№7の合戸選手と№13の鈴木選手がいます。
立ち位置は中央に合戸選手、一番左端に鈴木選手。
場内の空気は圧倒的に合戸選手が握っています。
今年も合戸選手の優勝かと誰もが思っていたのではないでしょうか。


次に立ち位置をチェンジさせます。
これは公正を期すために必ずどの大会でもとられる方法です。
今度は中央に鈴木選手、一番左端に合戸選手です。
鈴木選手が中央に立ったそのときでした。
若干フライング気味に軽くマスキュラーポーズをとって見せたのです。
その瞬間場内は大きく沸き返りました。
それは、今まで合戸選手が引っ張っていた会場の空気を一瞬にして変えてしまうほどのものでした。
もしかしたらこのときすでに二人の勝負に決着はついていたのかもしれません。

 


さらにこんなシーンも。


比較審査でのこと。
左から鈴木 合戸 下田 須江の順に並んでサイドチェストのポーズ。
何を思ったのか合戸選手がするすると鈴木選手のほうに近づいていきました。
そして鈴木選手にぴったり寄り添ってのポージング。
場内は大喝采です。
合戸選手も今日の最大のライバルは鈴木選手だということがわかっていたのでしょう。
一見すると二人の一騎打ち・・・のようにも見えたのですが・・・。
その差は歴然でした。
合戸選手がとって見せた行為は、逆に鈴木選手のウリでもある「マイナス要素がまったくない脚」を一層際立たせるものとなってしまったのです。
今まで1年間この日のために何一つ怠ることなく準備を進めてきたであろう合戸選手がおかしたたぶん唯一の、そして最大の「ミス」だったのかもしれません。

 


その後も審査が進むにつれ鈴木選手の体がどんどん大きく変化してくるのがわかりました。
調子がいい選手ってポージングによってからだがどんどんパンプアップしてくるんです。
完全に一人勝ちです。


その日のうちに公開された審査結果はもちろんパーフェクトスコア。
比較審査・フリーポーズともに全ての審査員が鈴木選手を1位に選んでいます。

 


表彰式の後、多くの観客からたくさんのプレゼントや花束を受け取る鈴木選手の後姿を「2」とかかれた台の上からずーっと見つめていた合戸選手でしたが、その心情はいったいどんなものだったのでしょうか。
「俺ももはやこれまでか」だったのか、それとも「来年を見てろよ」だったのか。
その答えはきっと来年の日本選手権が教えてくれることなのでしょう。
来年も絶対観に行かなければ!!

 

 

と、ここまで読んで何かお気づきの方はいらっしゃったでしょうか・・・。

 

そう、ゴリさん。
・・・・・ダメでした。

何がダメだったかって・・・
ううう~ん。
なんかパッとしなかったんです。
7月の「東京選手権」のときのような勢いがまったく感じられませんでした。
調整に失敗したのか、あるいはどこか体調が悪かったのか・・・・。


まあ、1年に2度も願いが叶うなんて、そうあることじゃありません。
来年はもう東京は出なくてもよいんだし、全日本1本に絞って本当のベストな状態で臨んでもらいたいと思います。

 

 


まあ、うれしくもあり、少し残念でもありの今年の「日本選手権」だったのですが、とにかく行ってよかったという思いでいっぱいです。
特に鈴木雅というNew Champ誕生の瞬間に居合わせることができたというのは、本当に言葉にならないくらいうれしくてなりません。
でも、これからは鈴木選手をジムで見かけることがあっても気安く声をかけられなくなってしまうかなあ・・・。
あ、あと鈴木選手はこの後アジア選手権があるはずです。
そちらの結果も楽しみですなあ♪

 

 

 

 

明日

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やっぱり今日はこのことを書かないわけにはいかないですな・・・。

 

明日10/3はいよいよ待ちに待った日本選手権。
もちろん観戦に行きます。
場所は大阪で東京から行くのはちょっと遠くて少し迷ったのですが、大会が近づくにつれてやっぱり
行くことにしてよかったなあという思いが強くなってきています。
もし行かなかったら絶対後悔してたような気がします。

 


明日の大会、目指すはご存じゴリさんのファイナル進出&鈴木雅の表彰台。
特にゴリさんのファイナル進出はゴリさん自身にとって悲願ともいうべきもの。
何としても最後の12人に残ってもらいたいと思っています。


ファイナル進出が決まったゴリさんの名前がコールされるときの様子はばっちりイメージできています。
その瞬間立ちあがって大声で「ゴリさ~~~ん!」
なーんてことはなく小心者の私は心の中で「やった!」と、小さく右手でガッツポーズと言ったところでしょうか(笑)

 


今日の夕食は、明日の大会を思ってやはり「カツ!」と思ったのですが、最近あまり食欲がなく、そこで
スーパーに行って買ってきたのが、「ブリのお刺身」
そう、「ブリ」は出世魚ですからね。
ゴリさんは去年より二つ上だったらファイナル進出、鈴木雅は一つ上だったら表彰台です。
いやいやそんな一つだ二つだとケチなことは言わずに、どんどん上に上っていってほしいです。

 


今ごろはすでに大阪入りして明日の決戦に備えているであろう選手たち。
きっと皆同じことを考えているに違いありません。


早く明日になれ、と。

 


いざ決戦の日。
天気予報では明日の大阪は雨。
それがどうした、心は快晴!!

 



 

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