2009年9月アーカイブ

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栗といって、まず思い浮かべるのが栗ごはん。
子供の頃栗ご飯を食べるときは、ご飯と栗の配分を間違えないように食べるのが大変だった。
最後の一口はどうしても栗で終わらせたかった。
そしていつも思っていた。何でもっと栗をたくさんいれてくれないのだろう。

大人になって初めて自分で栗ご飯を作った時は、これでもかというくらいたくさんの栗を入れてみた。
そして初めて知ったのだ。栗がたくさん入りすぎた栗ご飯は美味しくないということを。
もうちょっと・・・というくらいがちょうどいい。

もっとも最近は皮をむくのが面倒でトンと作る機会はなくなった。


でも秋になって店頭に並び出すと、やっぱりたべたくなる。

とりあえずゆでて食べようと思って買ってきたのだが、ただゆでるのもなあ・・・と思い、ネットで検索していると「焼き栗」というのが出てきた。

「焼き栗かあ・・・。」

随分昔にイタリアのシチリア島に行った時に屋台で買って食べたのを思い出した。
もう11月の下旬でシチリアといえどもとても寒い日で、栗を包んでる袋で指先をあたためながら食べたのを覚えている。


というわけで、いざ。
フムフム、なんだ魚を焼くグリルで12分焼くだけと書いてある。
オーブントースターでもいいらしい。
魚のグリルでは何となくにおいが気になるので、オーブントースターでいくことにした。

・・・・・・・・・・・・20分経過。

ダメだ、やっぱり電気ではラチが明かない。
おもちを焼く網を出してきてそれで焼くことにした。

うん、イイ感じだ。
途中パチパチと皮がはじける音がする。

こんな感じ。

CAU1MTXD.jpg

 

 

 

 

 

 

 

皮は熱いうちにむけと書いてある。
熱いので、軍手が必要。
簡単にむけると書いてあったのだが、渋皮はやっぱり残る。
無傷でむけたのは半分くらい。

 

CA0R9FQ6.jpg 

 

 

  

 

 

 

結局なんだかんだと大事になってしまった。
その割には・・・。
あのシチリアで食べた味には遠く及ばない。
栗の種類が違うのか、それとも空気の違いか・・・。


やっぱり日本の栗には栗ご飯がよく似合う。

 

今日は、いつも行っているのとは違うゴールドジムに行ってトレーニング。
そこでとても恐ろしいものを発見。


ベンチプレスのラック。
バーベルをのせるところの高さの調節もできなければ、セイフティも付いていない。
なんともシンプル。むしろ潔ささえ感じてしまうその作り・・・なのだが。

実際やってみると、案の定私には微妙にラックの位置が高い。
ラックアップは何とかなるが、精も根も尽き果てた状態でラックに戻そうとするのはとても危険な高さ。
さらにセイフティをセットできないとなると絶対にこなす自信のある重量であってもなんとなく怖い。
そこにいる誰よりも軽い重量でやっている私が言うのも何なのだが・・・^^;

こんな危険なものがこの世に存在していいのだろうか。


とはいえ、最近ベンチプレスがなんともお気に入りである。
重量も少しずつ増やすことを意識してやっている。


なんとなく秋にはベンチプレスがよく似合う。

・・・・ん?

「カサカサとかわいた音をたてる落ち葉で埋まる公園のベンチで肩を寄り添って座る恋人同士の図」
からの連想でした。

 

特に女性の方なのですが、ラットプルダウンをするときにこんな風に感じたことがある方はいらっしゃいませんか?

 ・一生懸命やっているのだけど本当に背中に効いているのかどうかよくわからない。
 ・重量をあげるとしっかり引ききれなくなってしまう。
 ・疲れるのは上腕二頭筋ばかり。

ってこれ私のことなのですが・・・^^;


今日はじめて補助に入ってもらってラットプルダウンを行ってきました。

今まで補助といえば、プレス系の種目オンリーで、目的も「追い込み」にあったため、
上がらなくなったら補助してもらう、というものでした。
しかし今日の補助の目的は、「しっかり背中に効いている感覚を得る」ということにありましたので、
重めの重量を1レップ目から押してもらうようにしました。

すごくよかったです。
今まで求めていながらなかなか得ることができなかった感覚をやっと得ることができたという感じです。


もし私と同じような悩みをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ試してみてはいかがでしょう。

 


 

 

最近とても気に入っているのが、先日の東京選手権で2位だった高梨選手のブログである。
バックナンバーも全部読んでしまった。

今までもビルダーのブログというのを何度か読んだことはあったのだが、妙にナルシスティックで
あまり好きにはなれなかった。
でも高梨選手のブログはすごくいい!!
「自分ってこんなにすごいんだぜ!」という気負いもまったく感じられず、日常の出来事が何気ない
素直な文章で書かれている。


ある日のブログ。
東京選手権の翌週のジャパンオープンで優勝したという記事が書かれている。
その中の1節。

>最後のポーズダウンのときは、自分の番号(19番)が早く呼ばれてしまったらどうしよう、と
>ちょっと内心ヒヤヒヤでした。

なんかこんなのを読むとおもわず胸がキュンとしてしまう~♡


もちろん普段のトレーニングのことや食事のことなども結構細かく書かれている。
また、今日はちょっとやる気が起きないなという時のトレーニングのことなども書かれていて、
そのあたりはとても参考になるなと思った。


そんな中で特におもしろいと思ったのが、ダイエットのこと。(彼は減量という言葉ではなく、ダイエットという言葉を使う。)
どこがおもしろいのかというと、書いてあることがことごとくこの「肉漢サイト」ではいわゆる「オカルト」とされている内容なのである。

ダイエット朝昼しっかり夜は少なめ?
―――基本でしょう。
インシュリンの分泌はダイエットを行う上ではプラスにはならないので、なるべく抑えたほうが良い。
―――もちろんっ!!
有酸素運動は・・・・・・。
―――え、え~っ!? あ、いやそれもごもっともです^^;

彼は、地球の回転すらその脚力で止めてしまうことができる男なのだ。
誰が、その考えに異論を唱えることができよう。


今月の月ボの表紙・特集記事とも高梨選手満載らしい。
生まれて初めて買ってしまうかもしれない予感・・・。


ブログにトレーニングのことを書かなくなってからずいぶんたつ。
今日は久しぶりに。


最近は、全体的に重量を少し落とし気味にしておこなっている。
だいたい15RMくらい。
種目も少なめで。
そのかわりとにかく最後まで力を出し切ることを心掛けている。
「きちんと、しっかり最後まで」である。
重量は減っても強度が落ちた感じはしない。


9/6(日) 脚の日

 ・45度レッグプレス×5セッット
 ・シーテッドレッグカール×5セット
 ・レッグエクステンション×3セット
 ・ダンベルウォーキングランジ×1往復(予定は2往復だったのだが、途中でギブ)

今週からスクワットを封印した。
やっぱり、あまりうまくできない。
できないことについてあれこれ思い悩むよりも、頭を切り替えて違うことでしっかり効かせていけばよいのだと
やっと思えるようになった。
その代わりの種目が、45度のレッグプレス。
やはりこれも重量控えめでおこなう。
腿と胸をギュッと近づけて、ハムの伸展もしっかり感じながら。


昨日、今日と、このまま一生続くのではないかと思えるほどの強度の筋肉痛。
前側、ハム、おしりと時間差でピークがくる。


9/8(火)

肩をやる予定だったのだが、いざ始めてみるとなぜか全く上がらない。
無理やり言い訳をすれば、ここのところあまり食事が食べられていない。
とくに昨日は事情があってほとんど食べられなかった。

中途半端にやって変な疲労を残すのであればやらない方がいいなと思い、急きょ肩は中止。
少し腹筋をやっていくことにした。
隣で顔なじみの人がやっていたので、少し話をした。
ついでに腹筋のバリエーションを2つほど教えてもらった。

 

明日は、胸と上腕三頭筋の予定。
時間があれば今日できなかった肩も少し入れたい。
以前は胸と言えばもっぱらダンベルプレスだったのだが、最近はバーベルベンチプレスをメインでやるようになった。
やっぱり15RM。

以前、ここのジムのスタッフの補助がとても下手だということをブログで書いたことがある。
最近はこのように補助をしてほしいということを自分からしっかり伝えるようにしている。
だいぶ、息が合ってきてイイ感じだ。
3セットぐらいで力を出し切りたい。

 

「原点回帰」
あまり欲を出さず、自分の身の丈に合ったトレーニングを目指したい。

・・・・今はね。

8/30東京ボディビル選手権大会を観戦。
すぐにブログに書こうと思っていたのだが、どういう風に書いたらこの大会の価値を下げずにすむだろうかと
考えているうちに、日にちがたってしまった。

と思っていたら、ちょうどいい動画を発見。
まさに私の書きたかったことをズバリ表現してくれている3本である。


まずはこれ。

http://www.youtube.com/watch?v=GKLU-4HCv_s

優勝した山田選手のフリーポーズである。
たぶんこれ、この日一番場内が盛り上がった瞬間だったと思う。

圧巻である。

このバックポーズに説明はいらないと思う。
(と言うか私には説明ができない)
この背中は本当に「すごかった」の一言に尽きる。
できたら音のボリュームもできるだけ上げて見てほしい。
(本当はこの動画、あと少しだけ引きでとってもらえればよかったのだが・・・。)


次はこれ。

http://www.youtube.com/watch?v=2W0ePIPzM50

2位の高梨選手のフリーポーズである。
1位の山田選手とはタイプが違うなあと言うのが私でもわかる。
実は私はひそかにこの選手を応援していた。
何といっても脚である。
ああ、大腿四頭筋ってこうなっているのね、という筋肉の標本のような脚。
OneHさん曰く、「この人はコンディションをぴったり合わせてきている」ということらしい。
なるほど~、きっちり水が抜けてるってわけですね・・・。

あ、あとお尻。
動画で十分わかると思うが、本当に変な意味ではなく、心の底からビルパンが邪魔だと思った。


最後に優勝の瞬間。

http://www.youtube.com/watch?v=kZ5JABsvv5I

予選を通過した選手が横一列に並んでそれぞれにポージングをするのだが(ポーズダウンと言うらしい)
下位の選手から順に番号をよばれ、後ろに下がって表彰台に上っていく。
最後は当然1位と2位の選手が残る。
ドキドキの瞬間である。
ああ、でもそこでコールされるのは悲しいかな2位の選手の番号なのである。
私はこれって意地悪なルールだと思う。
番号をよばれているのに敗者なのである。
よばれた選手が、力が抜けてがっくりと肩を落とすのがはっきりとわかってとてもつらかった。


「せめて最後だけは勝者の番号を言ってあげればいいのに。」
と隣のOneHさんに言うと
「どの大会もこうですよ。」
と淡々とした返事が返ってきた。


結果として1位は大方の予想通り山田選手。
2位の高梨選手もとても素晴らしかったが、やっぱり最後の最後で明暗を分けるのは、
なんというか持って生まれた天性の素質のようなものなのかなあと思う。
細かいところは私にはよくわからないのだが、優勝した山田選手には他の人にはないビルダーとしての
「華」のようなものが感じられた。


どなたかが、「ボディビルはスポーツである」と書かれていたのを見たような気がするが、
今回この大会を見て「スポーツ」というより「芸術」という言葉の方がぴったりくるように感じられた。
まさに鍛え上げられ、磨き上げられた「珠玉の一品」。

優勝、入賞した選手はもちろん、それを果たせなかった選手も含めすべての方たちがすべて素晴らしいと思った。
この日に体をベストの状態にもってくるために相当の努力をしてきたということは、容易に感じ取ることはできたし、
皆さんとても誇らしげにステージに立っていた。
このことこそが、この日一番の感動だったと思う。


ボディビル満喫の1日。
OneHさん、mameちゃん、gaiさん、お疲れ様でした。

 

 

 



 

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