呼吸、音楽、ウエイトトレーニング

久しぶりに2時間半くらいチェロを弾いた。

当たり前の話ですが、楽器を弾くときは、呼吸と音楽を連動させます。

管楽器であれば、吹く前に息をすわないと窒息しますが(笑)、弦楽器だって、音を出す前に息を吸ったり止めたりする。

強く早い弓で音を出すときは、それに合ったスピードと強さで息を吸い込まないと、ザーン!という音が出ない。

逆に、ゆったりとしたテンポで静かに入るときには、音を出す前の拍でそういう呼吸を感じる事が必要だ。

裏拍から出るときには、呼吸を止めると同時に実際には音を出さない頭拍を感じて、弓を弦に当てて圧力をかけて、はじけるように呼吸を開放させる。

緊張と弛緩によって裏拍から出たと言う音にする必然性が少なくとも擦弦楽器にはある。

テニスだって呼吸と筋肉の動きは連動する。

ランニングだって、「リズム」を感じながら走る。

体の動きと呼吸のリズム、緊張と弛緩って、とても大事だ。

 

ウエイトトレーニングはどうかな?

僕は、ベンチプレスとスクワットの時は、深く早めの呼吸を4~5回繰り返してから上げます。

でも、これは酸欠による頭痛防止のためで、筋肉の動きとの連動じゃない。

というか、ウエイトトレーニングって、力を入れて入るときは呼吸は止める。

そうしないと力が抜けるから。

当たり前の話だけれども、あんまり考えた事がなかったので妙な気がした。

 

体全体のパワーがアップしたことが、楽器演奏に生かされればよいなぁ、、、

というか、折角だからそうしたい。

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このページは、Sassicaiaが2008年9月28日 19:19に書いたブログ記事です。

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